ブログを開設にあたり、次の2つのステップで解説します。
- [前編] レンタルサーバの準備
- [後編] WordPressのセットアップ
まずは、レンタルサーバの準備です。
レンタルサーバを借りるべきか
まず集客力を求めるブログを作る場合、SEO対策を考えるとカスタマイズ性の高いWordPressの一択です。
WordPressが使える無料のブログサイトもあります。しかし、
- 処理速度が遅い(記事を開こうとして表示されるまでにかかる時間)
- 無料なので自分のAdsense以外の広告が入る
一部、無料で広告が入らないものもありますが、処理速度が非常に遅いです。Googleは処理速度もランキングのスコアとして見ているので処理速度も重要です。
年間1万円くらいなので、ケチらずレンタルサーバを借りましょう。ドラクエ11を買って1年遊んでると思えばいいんです。
どのレンタルサーバを借りるべきか
比較サイトは多数あるので、それらを参考にしてください。考慮すべき点は下記です。
- 処理速度(記事を開こうとして表示されるまでにかかる時間)
- 複数のWordPressが設置できるか
私はお名前.comのレンタルサーバにしました。以前、ブログ以外の目的でドメインを取得した実績があったので。
ネットでは処理速度が遅いと評価されてますが、お名前.comではPHPのバージョンを5から7にあげることができ、それにより半分くらいの速度で描画できるようになります。(PHPはWordPressを動かくすための実行環境・処理言語です)
なので、これ以降はお名前.comのレンタルサーバでの解説をします。
お名前.comでレンタルサーバを申し込む
プランはSD-11でよいです。上位のプランのSD-12へは変更可能です。申し込みに従ってください。
SD-11のプランの「サブドメイン無制限」があるので、「crz33.com」というドメインを取得したあと、「blog.crz33.com」や「se.crz33.com」などのドメインについても同じレンタルサーバに割り当ててサイトを運用できるようになります。
但し、SEO的にサブドメインを作成して複数ブログを運用するのは慎重にしたほうがよいです。名前の通り”サブ”的な内容ではない限りサブドメイン化すべきではないです。
独自ドメインも併せて申し込めるので、申し込みましょう。「crz33.com」は1年で1円でした。
ネームサーバの変更
独自ドメインと共用サーバ(SD-11)の同時申し込みで、レンタルサーバへ申請したドメインの紐づけまで自動でできていますが、なぜかドメインのネームサーバが設定されておらず、そのままでは独自ドメインがお名前.comのトップページに向いてしまっています。(【ドメイン】ネームサーバー(DNSサーバー)とは?)
下記の手順でネームサーバを共用サーバのネームサーバへ変更できます。
(1) お名前.comのドメインNaviにログインして下のネームサーバの「変更」を選択。
(2) 下の共用サーバの「設定する」を選択。
PHPのバージョン変更
WordPressはPHPという実行環境・言語で動いています。長年バージョン5でしたが、最近7へバージョンアップし処理速度が向上しました。SEO対策の1つとして処理速度向上がありますので、バージョンアップしておくべきです。
下記の手順でPHPのバージョンアップできます。
(1) お名前.comのサーバNaviへログインしてコントロールパネルを開きPHPバージョン変更を選択します。
(2) 先ほど追加したサブドメインのPHPのバージョンを7.1.7に変更します。
これでWordPressをセットアップする準備ができました。