ITエンジニアの種籾(たねもみ)

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EDINETとは?

2020年 09月 16日

目次

株式投資でよく見る有価証券報告書、略して有報。 過去の有報を探していたら、EDINET というシステムにたどり着きました。

今回は、EDINET とはどんなシステムで、どんな情報が入手できるのかを調べて紹介したいと思います。

EDINET とは

まずは、所管する金融庁のサイトで紹介されている EDINET の定義です。

EDINET は、「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のことで、有価証券報告書、有価証券届出書、大量保有報告書等の開示書類について、その提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続きを電子化するために開発されたシステムであり、以下の目的の実現のため、24 時間 365 日(定期保守等の計画停止期間は除く。)、稼働しています。

  • 有価証券の発行者の財務内容、事業内容を正確、公平かつ適時に開示すること。
  • 有価証券を大量に取得・保有する者の状況を正確、公平かつ適時に開示すること。
  • 投資者がその責任において有価証券の価値その他の投資に必要な判断をするための機会を与え、投資者保護を図ること。

金融庁 https://www.fsa.go.jp/search/20130917.html

有価証券とは、財産権のある証券で、株式や債権などのことです。

なので、EDINET を利用する側の観点では、

  • 株式会社の財務や事業を調べることができる
  • 株の保有状況を調べることができる

というためのシステムと考えて良いです。

EDINET の有報の閲覧できるサイトは?

EDINET全体図

EDINET を利用するためのサイトは下記です。

https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/

左上のトップメニューに「操作ガイド等」に、たくさんのガイドがあります。さすがお役所です。しっかりしてますね。

閲覧できるできる文書は?

EDINET に登録され、閲覧できる文書の一覧をこの章の最後に載せました。

有報に関連するのは下記です。

  • 120 : 有価証券報告書とその訂正
  • 140 : 四半期報告書とその訂正
  • 160 : 半期報告書とその訂正
コード値 コード名称
010 有価証券通知書
020 変更通知書(有価証券通知書)
030 有価証券届出書
040 訂正有価証券届出書
050 届出の取下げ願い
060 発行登録通知書
070 変更通知書(発行登録通知書)
080 発行登録書
090 訂正発行登録書
100 発行登録追補書類
110 発行登録取下届出書
120 有価証券報告書
130 訂正有価証券報告書
135 確認書
136 訂正確認書
140 四半期報告書
150 訂正四半期報告書
160 半期報告書
170 訂正半期報告書
180 臨時報告書
190 訂正臨時報告書
200 親会社等状況報告書
210 訂正親会社等状況報告書
220 自己株券買付状況報告書
230 訂正自己株券買付状況報告書
235 内部統制報告書
236 訂正内部統制報告書
240 公開買付届出書
250 訂正公開買付届出書
260 公開買付撤回届出書
270 公開買付報告書
280 訂正公開買付報告書
290 意見表明報告書
300 訂正意見表明報告書
310 対質問回答報告書
320 訂正対質問回答報告書
330 別途買付け禁止の特例を受けるための申出書
340 訂正別途買付け禁止の特例を受けるための申出書
350 大量保有報告書
360 訂正大量保有報告書
370 基準日の届出書
380 変更の届出書

文書の閲覧有効期限がある

EDINET で閲覧できる有報に期限があります。 これは EDINET の仕様ではありません。 ”企業内容等開示(ディスクロージャー)制度“で”縦覧できる書類及び公衆縦覧期間”が定められています。

財務局のサイトから有報に関係する書類だけ抜粋すると以下になります。

縦覧書類 公衆縦覧期間
有価証券報告書 受理した日から5年を経過する日まで
四半期報告書 受理した日から3年を経過する日まで
半期報告書 受理した日から3年を経過する日まで

もっとさかのぼって、企業の財務や事業を調べたい場合は、会社四季報 ONLINEを頼ってください。 料金プランは下記です。

  • ベーシックプラン : 1,100 円/月
  • プレミアムプラン : 5,500 円/月

有報レベルの情報を望むならプレミアムプランとなり、月 5,500 円です。 毎月、情報収集のために雑誌を買うのと比べれば、過去の情報やスクリーニングできることを考えると高くないです。

EDINET の利用方法は?

(EDINET の閲覧サイト)[https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/]では以下の2つを提供しています。

  • 閲覧サイトで文書を検索してダウンロード。主にブラウザ。
  • EDINET API で文書を把握して取得。HTTP クライアントであれば何でも良い。

私は株式投資のツールを作ろうと思っていますので、API があるのは嬉しいです。 シンプルに「過去の有報をみてみたいな」というケースであれば、閲覧サイトを使うのが早くてよいです。

まとめ

本記事では、

  • EDINET の目的
  • EDINET に登録されている文書の種類
  • EDINET の利用方法

について調べました。

「過去の有報を入手したいな」から始まり、EDINET にたどり着きましたが、EDINET のガイドをチラ見すると、XBRL なるデータで保管されているようです。 次は、私は株式投資のツールを作りたいと思っています。 有報のフォーマットなどを更に掘り下げ始めると泥沼に嵌りそうです。 なので、その前に株式投資のツール全体像の設計をしたいと思います。

まずは、ツール名称を決めようかな。「どにち株」。

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